哺乳瓶や水についての知識
哺乳瓶の選び方・種類
基本的には哺乳瓶というのは「瓶」ですが、最近ではいくつも種類があり、又、外出先でミルクを飲ませたりする用途目的でペットボトルやプラスチック製の入れ物 に入れる人も少なからず居るようです。でも、利便性を追求する為に安全性が疎かになってしまうのは避けなければなりません。その為、哺乳瓶代わりに様々な入れ物に 使っている方に向けてちょっと説明をしようと思います。
ペットボトル
ペットボトルはPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタラート)というものでできているんですが、これを繰り返し使用していると、フタル酸ジエチルヘキシルという物質が溶け出してくるそうです。そしてこの物質はまだ研究段階で詳細は未確定なのですが、どうやら発ガン性物質である可能性があるとの事なんです。(尚、フタル酸ジエチルヘキシルは環境ホルモンの一つに挙げられています)
プラスチック製のボトル
これはポリカーボネイトでできており、この素材も長年の使用でBPA(ビスフェノールAという化合物)が溶け出し、内分泌攪乱化学物質として作用する環境ホルモンに挙げられています。
プラスチック製の哺乳瓶も市場には多く出回っていますので、この場合は外出用として使用し、1つのものをあまり長く使わないなどの気配りが必要です。
哺乳瓶の安全な洗い方
哺乳瓶・容器の基本的な洗い方・殺菌法
ガラス製の哺乳瓶の場合は以下の手順です。
- 瓶自体を洗う
- 口に加えさせる部分・二プル(乳首部)を洗う
- 煮沸消毒
瓶自体を洗う
まず哺乳瓶を手洗いで洗い、可能であれば哺乳瓶用の洗剤をつけ、スポンジで瓶の底まで洗います。(無理に買う必要はありませんが、哺乳瓶用の専用ブラシもあります。スポンジで代用可能です)
口に加えさせる部分・二プル(乳首部)を洗う
二プルはミルクの残りやカスが溜まり易いし、劣化しやすい部分ですので、まず手洗いで、そのあと柔らかめのスポンジで表裏ともにしっかり洗います。
煮沸消毒
鍋にお湯を沸騰させ、沸騰後に火を止めた後に哺乳瓶、二プルともにお湯の中に入れ消毒します。乳首部は3〜5分、瓶は5〜10分程度お湯に入れておきます。
煮沸消毒以外の消毒方法
煮沸消毒以外の消毒方法としては、レンジで加熱するだけでOKの専用哺乳瓶や、漬け置きしておくだけでOKの消毒液、消毒タブレットなどもあります。中には そのまま水で洗わずにミルクを作ることも可能だと謳っている商品もあります。
ただし、これらの商品は元々アメリカ的な考え方から来ているもので、個人的にはきちんと洗った方が良いと思います。外出先で洗えない場合などに使うといった使用法をお勧めします。
因みに、アメリカでは、学校等の外出先では水道で手を洗う習慣が余りありません。水道の代わりに消毒の為の洗剤液?を出す機械(トイレで手を洗う時、石鹸が出てくる装置がありますよね?あれのようなものです)が廊下についていて、それを手にこすり付けてOK!というスタンスなのです。
水についての基礎知識
ミルクを溶かす水
もともと塩素殺菌自体が健康には良くないと思われていましたが(少なくとも私はそう思ってました)、最近の研究発表では塩素殺菌された水が赤ちゃんの心臓病の原因になるとされており、容器だけでなく、水にも気を使う必要がありそうです。
ただし、水道水を使いたくないからとって、市販のミネラルウォーターを安易に使うのはお勧めできません。
と言うのは、特に海外のミネラルウォーターの場合はミネラル分が豊富に含まれている所謂「硬水」ですので、成人の場合でも基本的には日本人の胃腸には馴染まないんです。
生まれたばかりの赤ちゃんなら特に。。
ですので、どうしてもミネラルウォーターを使いたい場合は日本人に合う「軟水」のものを使うようにしましょう。